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2024年11月の記事一覧

音楽 第49回「雑居まつり」に参加しました。

2024年10月13日(日)、世田谷区羽根木公園にて第49回「雑居まつり」が開催されました。
「雑居まつり」は、「地域の問題は地域住民の手で!」を合言葉に、福祉・教育・食・平和・国際協力などの分野で活動している団体やグループが開催するイベントで、半世紀に近い歴史を有しています。
今回は、59の出展者が思い思いに工夫を凝らしたブース展開を行い、秋晴の下、多くの世田谷区民が訪れ、各ブース大盛況の1日となりました。

またステージでは、世田谷区・保坂区長の挨拶をはじめ、多種多様な芝居、音楽等のパフォーマンスが繰り広げられ、恒例のサンバパレードが賑やかにフィナーレを飾りました。

 

 第49回ステージプログラム

9:55 実行委員長あいさつ
10:00 風鼓の会 和太鼓
10:20 原水爆禁止せたがや市民会議 活動アピール・歌
10:40 普通学級で障害児を受けもつ担任と親の交流会 活動アピール・歌
11:50 社会福祉法人 自立の家 F-TAMA フォークミュージック
11:20 大きな木保育園 口笛
11:40 手話サークルたんぽぽ 手話歌・手話パフォーマンス
12:10 デートDV防止せたがやネットワーク アピール
12:20 JOY バンド演奏
12:40 保坂展人世田谷区長挨拶
12:55 手話サークル輪の会 手話歌
13:15 NPO法人 世田谷区聴覚障害者協会 アピール
13:50 市民連合めぐろ・せたがや紙芝居チーム 紙芝居
14:20 生活クラブ運動グループ 世田谷地域協議会 ピースアピール
14:40 「ふるさと」合唱
15:10 ボランティアサークルうんどうぐつ エイサー演舞
15:30 フィナーレ P-RAZIL&サンバ隊 サンバパレード
16:00 終了

 

会場案内図

※プログラムと案内図 出展:下記サイト

「雑居まつり—ボランティアと福祉を考えるわたしたちがつくるおまつりです . 」https://www.zakkyo.jp/

 

「そとでる」の運営団体である「NPO法人せたがや移動ケア」は早くからこのイベントに参画しており、今年度も出展。「NPO法人ハンディキャブを走らせる会」「けやき学級」と共同で、3区画を使ってブースを出展しました(エリアC:ふれあい通り)。

 

吉田理事長、(NPO法人せたがや移動ケア)、碓井理事長(NPO法人ハンディキャブを走らせる会)の参加もあり、「そとでる」、「おでかけサポーターズ」、「けやき学級」、の現役、OB含め多くのスタッフが運営に協力。あたたかな日差しのなか 訪れた人々に対して、効果あるPR活動を行うと共に、その存在感を内外に示す好機となりました。

 

にっこり 第13回「くらしの足をみんなで考える全国フォーラム」に参加しました。

2024年10月26日(土)、27日(日)の二日間にわたり、東洋大学白山キャンパスにて第13回「くらしの足をみんなで考える全国フォーラム」が開催されました。

毎年開催され、今年で13回目となるフォーラムですが、今ほど「地域交通・地域の足」に関する議論が活発な時期はないでしょう。また、制度も大きく変化してきています。
そのようなタイミングで開催された「くらしの足をみんなで考える全国フォーラム」は、まさに「全国」フォーラムとして全国各地から「国、自治体の行政職員」「研究者」「交通事業者」「NPO」「IT事業者」などが集結しました。 

 

 

 

 

 時宜に適った各種プログラムの中から、一部をご紹介します。

■基調講演(26日)
基調講演は、福島大学・吉田樹教授による「『くらしの足』概論~求められる『不易流行』~」で、今は公共交通の隙間が大きくなって移動に困難を抱える人たちが生み出されているが、このフォーラムに集まる者たちが、それぞれの立場から地域の交通に自分たちのできること広げて、重なり合い協働する部分を多くして隙間を埋めていくことが必要だとこのフォーラム開催の原点に触れられました。

 

 

■分科会(分科会A:26日、分科会B:27日)

分科会では①基調講演の深堀(分科会A)、②ライドシェア(分科会A、B)(写真②)、③バス運転者不足(分科会B)について広い視野で意見交換が行われ、④模擬「交通会議」(分科会B)では、ロールプレイングにて多く発言機会が設けられました。

 

 

 


■ポスターセッション(ポスター紹介:26日、ポスター発表:27日)
私たち世田谷区福祉移動支援センター「そとでる」も参加したポスターセッションには「30」の出展があり、双方向に熱い意見交換の場となりました。

 

 「そとでる」のポスターは、「そとでるって?」「地域連携で守る自由なおでかけ」の2テーマで取りまとめました。このような場に参加することで、「そとでる」を知っていただく機会と、世田谷区における「地域連携」の具体策をお知らせすることができたと実感しました。
また、全国の「移動」「くらしの足」に関する取り組みを知ることができたのは大変有意義であると感じた二日間でした。

(ポスター、吹き出し横の写真提供:くらしの足をみんなで考える全国フォーラム実行委員会)