スタッフブログ
第2回そとでる登録事業者研修会「ケアマネさんと語ろう」
2026年8月28日(金)、第2回そとでる登録事業者研修会「ケアマネさんと語ろう!!」を開催いたしました ! 今回は、日頃からご利用者様の在宅生活を支えるケアマネジャーの皆様と、移動を支える介護タクシー事業者の皆様が一堂に会し、非常に活発な意見交換が行われました 。
研修会プログラム&講師紹介
第一部では、主任介護支援専門員であり、介護タクシーや訪問看護事業なども手がける株式会社メディステップの 事業本部 本部長代理 高濱 健一 氏をお招きし、「ケアマネジャーの仕事と介護タクシーとの連携」をテーマにご講演いただきました。
ケアマネジャー(正式名称:介護支援専門員)は、ご利用者様やご家族が「自宅で自分らしく暮らしたい」と思ったときに、暮らし全体の設計図を描くプロフェッショナルです 。直接的な介助を行うわけではありませんが、様々なサービス事業所を繋ぐ大切な調整役を担っています 。
研修の中では、そんなケアマネジャーの役割がとても分かりやすく紹介されました!
ケアマネジャーの役割は、大きく分けて①利用者・家族からの相談受付②ケアプラン立案③サービス事業所との調整④定期的な状況把握の4つです。
このイラストにもあるように、日々さまざまな調整に走り回るケアマネジャーの皆様と、移動の専門家である介護タクシー事業者がどのように手を取り合うべきか、具体的なヒントがたくさん詰まった研修となりました。
第2部のグループワークは、以下の2つのテーマをワークショップとして実施しました。
テーマ①:『円滑な事前情報共有とトラブル防止策』
テーマ②:『こんなときどうする?困難事例から学ぶ安全な移送・送迎』
ケアマネジャーと介護タクシー事業者が混合で4つのチームに分かれ、「4つの困難事例(ケース①〜④)」をベースに「安全に移送するために、事前にどんな情報を共有し、どう備えるべきか」について議論を交わしました。
普段は電話越しでのやり取りが中心になりがち両者ですが 「いつもは電話だけでしたので、直接お顔を見てお話しできたことがとても良かったです!」 というケアマネジャー様の声の通り、直接顔を合わせて話し合うことで、お互いの「異なる視点」への理解が一気に深まりました 。
グループワークの最後には、各チームが話し合った具体的な解決策やアイデアを発表し、全員で共有を行いました 。現場ならではのリアルな工夫や、トラブルを未然に防ぐためのチェックポイントが多数挙がりました。
参加者の皆様からいただいた感想を一部抜粋してご紹介します。
登録事業者の皆様の声
「ケアマネさんと話す機会がなかなかないので、とても良い機会でした。有難うございました!」
「グループ討議では色んな経験談を聞くことができ、とても勉強になった」
「課題を通して、自分たちが気づいていない所が沢山あると分かった。またやって欲しいです!」
ケアマネジャーの皆様の声
「直接お顔を見てお話しできたことが本当に良かったです。実際の日々の苦労話や、レアケースの対応等について聞くことが出来てよかった」
「これからは利用者様の情報を詳しく伝え、タクシーさんを巻き込んでより良いケアを提供できるようにしたい!」
おわりに
昨今の介護保険の動向として、国は「軽い困りごとは地域や民間サービスで」という形へシフトする流れを強めています 。こうした中で、お互いの専門性を活かした民間・地域での強固な連携はますます重要になります 。
そとでるでは、今後もケアマネジャーの皆様と介護タクシー事業者の皆様が「一つのチーム」として顔の見える関係を深められるよう、定期的な研修会や情報共有の機会を設けてまいります 。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
暑気払い会を開催!!
笑いと熱気で暑さを吹き飛ばせ!「暑気払い会」を開催しました☀️
2026年7月24日(金)、毎年恒例のそとでる「暑気払い会」を開催いたしました!今回もたくさんの方々(26名)にお集まりいただき、会場は開始早々から大賑わいでした。
今回の目玉は、趣向を凝らした2つのゲーム! まずは野辺さん主催の「箱の中身はなんじゃろな?」。 「えっ、何これ!?」「動いた!?」と、皆さん童心に帰ったようなリアクションで大盛り上がり。 続く山田瀬美さん主催のバトルロイヤル型「〇✕ゲーム」では、知恵と運を味方につけた熱戦が繰り広げられました。 (1問だけ問題を載せておくので、ブログをご覧の皆さんもぜひ考えてみてくださいね!)
美味しい食事とお酒を囲めば、自然と会話も弾みます。 特に今年から新しく登録された事業者様が多く、ベテランの先輩事業者様と積極的に交流されている姿が印象的でした。こうした「横のつながり」が生まれるのも、この会の醍醐味です。
「そとでる」では、日頃から地域を支えてくださる登録事業者の皆様への感謝と慰労を込めて、これからも夏(暑気払い会)と冬(お疲れ様会)の開催を大切に続けていきたいと考えています。
スタッフ一同ますますパワーアップしてまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします!
2026年度 第1回 福祉有償運転者講習会
2026年度 第1回 福祉有償運転者講習会 開催報告書
2026年6月20日(土)・21日(日)の2日間にわたり、三軒茶屋「世田谷ボランティアセンター」にて、今年度第1回の福祉有償運転者講習会を開催いたしました。
受講者: 13名
開催日時: 2026年6月20日(土)・21日(日) 10:00~17:00
開催場所: 世田谷ボランティアセンター
■開催報告
向夏の候、気がつけば今年もすでに半分が過ぎようとしています。
講習初日はあいにくの雨模様でのスタートとなりましたが、福祉有償運送の新たな担い手を目指す13名の方々にご参加いただきました。
1日目は座学にて基礎知識を学び、2日目はその内容を実践する実習を行いました。法律、利用者理解、接遇、運転技術、そしてリスク管理までを網羅した、2日間の学びの様子を報告します。
【1日目:座学・理論】
初日は、福祉有償運送の土台となる理念から、最新の法制度、利用者への接遇、そしてプロの運転者としてのリスク管理について学びました。
主催者挨拶&オリエンテーション
講師:特定非営利活動法人せたがや移動ケア「そとでる」事務局長 吉原 浩一 氏
講習の主旨説明とともに、運転者の基本方針である「安全・確実・丁寧」と、利用者に寄り添う福祉の視点について心構えが示されました。これからの活動に必要なプロ意識を再確認し、2日間の講習をスタートしました。
第2章:移動サービス概論
講師:特定非営利活動法人せたがや移動ケア「そとでる」 事務局長 吉原 浩一 氏
移動支援が地域福祉において果たすべき役割について学びました。移動手段の確保は、単なる目的地への移動ではなく、利用者が住み慣れた地域で自分らしく生活し続けるための、大切な「外出の機会」を支える基盤であること確認しました。
第6章:移動サービスの法律・制度を理解する
講師:世田谷区障害者地域生活課 係長 猪刈 歩 氏
令和6年度の最新基準に基づき、運転者の要件や対価の設定など、近年の制度変更について解説がありました。あわせて、IT点呼の導入や走行記録の保存といった、安全な運行を支えるための適切な運営管理についても確認しました。
第3章:移動サービスの利用者を理解する(セダン等利用含む)
講師:世田谷区社会福祉事業団 笠原 康右 氏
ワークショップを通じて移動困難者が直面する課題を共有。視覚障害者への声掛けや認知症の方への接し方、加齢に伴う精神状態の変化(不安や喪失感)を汲み取った「多様な配慮」を学びました。
第4章:利用者の接遇・介助について
講師:特定非営利活動法人向日葵 理事長 横溝 美和 氏
「バイステックの7原則」を軸に、利用者の意思を尊重する心構えを学習。メラビアンの法則を用いた接遇のコツや、車椅子の各部位名称・操作、DVDによる階段介助のイメージトレーニングなど、実践的な知識を深めました。
第7章:移動サービスでの運転に必要な知識と心構え
講師:しいの実サポート 遠藤 貴 氏
プロの介護タクシー事業者としての視点から、「加減速・停止時・カーブ時」等の具体的な運転技術を解説。利用者の不安を和らげる「Yes/No形式」の声掛けやバックミラーでの確認など、プロとしての細やかな配慮を学びました。
第8章:安全で安心できる運行とリスクへの備え
講師:特定非営利活動法人せたがや移動ケア「そとでる」 事務局長 吉原 浩一 氏
「ハインリッヒの法則」に基づくヒヤリハット事例の共有や、ボランティア活動であっても伴う責任の重さを確認。持病や脱水、感染症への対応、さらには万全な任意保険、損害責任保険への加入徹底など、多角的なリスクマネジメントを学習し、1日目を締めくくりました。
【2日目:技術と実践(実習)】
2日目は、前日の知識を「技」として身につけるための、車両や車椅子を用いた実践的なプログラムを実施しました。
第5章:移動サービスで使用する車両(セダン講習を含む) 講義
講師:特定非営利活動法人せたがや移動ケア「そとでる」 事務局長 吉原 浩一 氏
福祉車両の種類(スロープ・リフト式)や特性、車椅子の固定方法といった安全の基本を学習。設備を過信せず多角的な安全確認を行う重要性と、利用者の安全を最優先に考える「プロの担い手」としての姿勢を再確認しました。
第5章:移動サービスで使用する車両(セダン講習を含む) 演習
講師:しいの実サポート 遠藤 貴 氏
屋外にて実際の福祉車両を用いた操作実習を実施。スロープ、リフトでの昇降や車椅子の確実な固定手順を一人ずつ体験しました。動作の直前に行う「先回りの声掛け」のタイミングを徹底的に練習しました。
第4章:車椅子の操作と階段介助 演習
講師:遠藤 貴 氏(しいの実サポート) 山本 正明 氏(マアクン介護タクシー)
坂井 孝次 氏(ヒューマンハーバー世田谷)
近隣の公園にて、段差や階段を用いた介助実習を行いました。複数の介助者で連携する際は、明確な合図や声掛けによって動作のタイミングを一致させることが不可欠であることを体感。利用者役を経験することで、介助時の安心感と恐怖感の境目を肌で理解しました。
第9章:運転実技(演習・講評)
講師:遠藤 貴 氏(しいの実サポート) 山本 正明 氏(マアクン介護タクシー)
坂井 孝次 氏(ヒューマンハーバー世田谷)
2日間の集大成として公道走行を実施しました。停止時の揺れを抑えるブレーキ操作や、こまめな安全確認を実践するとともに、受講生同士で車椅子への乗車体験も行いました。自ら車椅子に乗って走行することで、車内での揺れや視界、心理的な不安を直接体感し、利用者の立場に立った運転の重要性を再確認しました。
また、走行中の状況に合わせた適切な声掛けのタイミングについても練習を重ね、全員が無事故で演習を終了しました。
修了式・修了証授与
特定非営利活動法人せたがや移動ケア「そとでる」 事務局長 吉原 浩一 氏
修了式では、受講者13名全員が滞りなく全課程を修了し、吉原事務局長より一人ひとりに修了証が授与されました。最後には区内NPO団体の紹介も行われ、地域の移動支援を担う決意を新たに閉会となりました。
【事務局より】
全10コマの過密なスケジュールでしたが、受講者の皆様が終始真摯に取り組まれる姿が非常に印象的でした。安全を支える「法的ルールの遵守」、相手の尊厳を重んじる「対人スキル」、そして「安全運転の技術」。これらを習得された皆様が現場に加わることは、地域の移送サービスを維持していく上で、非常に心強い力となります。本日手にした修了証を活用され、地域を支える一員としてご活躍されることを願っております。2日間、誠にありがとうございました。
令和8(2026)年度 特定非営利活動法人せたがや移動ケア 総会開催報告
2026年5月29日(金)18:30~20:45@児童相談所1F会議室 にて、「令和8(2026)年度 特定非営利活動法人せたがや移動ケア総会」が開催されました。
出席者:正会員25名(委任状出席8名含む)、一般会員1名、その他2名
開会に先立ち、吉田正理事長より、開会のあいさつと議長(福田譲二氏:赤堤介護タクシー)、議事録署名人(遠藤美春氏:しいの美サポート、赤石知代恵氏:レイケアsupport)の選任が行われました。
進行が議長に移り、先ず出席状況の報告がなされ、本総会の成立が宣せられた後、議案審議に入りました。
第1号議案 目的外支出に対する取扱について
議案書に沿って、事務局より議案説明を行い、質疑応答を経て、議長が採決を行ったところ、賛成多数で採択されました。
第2号議案 会員除名の件
議案書に沿って、事務局より議案説明を行い、議長が採決を行ったところ、賛成多数で採択されました。
第3号議案 令和7年(2025)年度事業報告と決算承認
第4号議案 令和7(2025)年度会計監査について
両議案一括審議、議案書に沿って、事務局より議案説明を行い、議長が採決を行ったところ、満場一致で採択されました。
第5号議案 令和8(2026)年度事業活動計画と予算の承認
議案書に沿って、事務局より議案説明を行い、議長が採決を行ったところ、満場一致で採択されました。
第6号議案 令和8(2026)年度役員の承認
議案書に沿って、事務局より議案説明を行い、議長が採決を行ったところ、満場一致で採択されました。
引き続き、新任理事・監事より今年度の抱負が語れらました。
最後に、事務局より「その他報告事項」に関し報告、質疑応答が行われました。
20時45分 議長が閉会を宣し、無事盛会裏に「令和8(2026)年度 特定非営利活動法人せたがや移動ケア総会」を終了致しました。
2026年度 第1回【そとでる】登録事業者研修会「交通安全講習」開催報告
2026年4月24日(金)「2026年度 第1回【そとでる】登録事業者研修会」を以下の通り開催しました。
時間:18:30~20:00 場所:うめとぴあ研修室A 参加者:18名
内容:毎年恒例になっております「交通安全講習」、今回も警視庁北沢警察署交通課より講師を派遣して頂き、「安全に運転する交通ルールを学ぶ」のテーマに沿って講話、映像視聴等の内容になりました。特に本年4月の改正された道路交通法の中で、特に「自転車」に纏わる法規制に関し、時間を割いてご説明頂きました。
プログラム
1.開催挨拶 吉原事務局長
2.北沢警察署の講師の紹介
3.警察からドライバーに伝えたいこと
4.閉会挨拶 福田センター長
【事前アンケートの質問事項への返答】
①2026年4月に道路交通法が改正され、自転車に対する新たなルールが制定されているが、その後のルールの定着はどうでしょうか。
→改正後1ヵ月足らずであり、定着、効果を確認する時期ではないが、我々として定着に向け鋭意注力している。
②自転車の逆走は未だに普通に行われているようだが、取り締まりはされているのでしょうか。
→これも直ぐに効果が現れるものではないと思うが、適正な指導、警告及び取締りを継続する中で効果を上げていきたい。
③自転車のヘルメットの着用は現状努力義務と思うが、今後義務化されるのでしょうか。
→現時点で義務化がスケジュール化されている訳ではないが、シートベルト義務化の際と同じようにその方向に進む可能性がないとは言えない。
④自転車運転者で交通法規を知らない方がいると思われるが、簡単な教習は必要なのではないか。
→教習、講習を義務化することは現時点で想定されていない。但し希望があれば講習会を開催していく。
⑤ネットで「自転車は横断歩道を通るときは横断歩道の信号に従い、車道を通るときは車道の信号に従う」とあったが、その判断で間違いないでしょうか。
→その通り。適正な指導、警告及び取締りを継続していく。
【参加者の声・一部抜粋(アンケートから)】
・昨年も参加させて頂きましたが、警察の方々のお話や動画など普段聞ける機会がないので大変有難く思います。
・東京は特に狭い道や交通状況も複雑なので色々な面で注意が必要だなと改めて思いました。油断や過信はせずによく周りを見ながら日々運転に努めたいと思います。
・仕事柄、裏道を通行することも多く、一時停止の確認を更に徹底したいと感じました。
・改めて安全運転交通意識を高められました。
・福祉タクシードライバー向けの運転講習を聞きたかった。
・映像を見て改めて事故の危険性を理解しました。自転車の接触が特に怖いです。
・リアルな映像を見てゾッとしました。安全を心がけます。
・車を運転する際の指導等があれば良かったと思う。
・年に一度の交通安全の講習会は出来るだけ出席するようにしています。毎日運転する中で気を付けなければいけない事を再確認できて、また、自転車の新たなルール を確認できて良かったです。
・大変有意義な研修会だと思います。これからも続けていって下さい。
【事務局後記】
2016年にスタートした警視庁北沢警察署をお招きしての事業者研修会も今回11回目を迎えました。毎年恒例となっており世田谷区の交通関連情報をアップデートしています。今年度も北沢警察署交通課様の警察官2名に講師をお願いし、「世田谷区内の交通事故件数」「事故を未然に防ぐための注意点」等々について講義いただきました。大変有意義な研修会となりました。北沢警察署の講師の皆様、大変お世話になり誠に有難うございました。そしてご参加いただいた登録事業者の皆様お疲れ様でした。